この地球に生きる

konohoshi ni ikiru

それはもうある

我が家から15分くらいの場所に
農水苑・虹という素晴らしい農園があります。

去年私はそこで畑を借りて、自然栽培の野菜をたくさん収穫しました。
土を触っていると心が落ち着いて、芽が出れば嬉しくて、収穫があれば感動して、、
畑って本当に心を豊かにしてくれるなぁと思いました。

しかし、マメな性格ではない私。
15分の距離でも行くのが億劫になったり、家のことをやってから向かうと昼過ぎになってしまったり、少し畑に行く日数が空いただけで草がボウボウになってしまったり、、
畑が楽しくなってくると、もっと畑が家の近くにあればなぁなんて思うようになっていました。

家の近くで貸してくれる畑を探してみましたが、なかなかないんですよねー。友達が車でちょっと行った場所の畑を貸してくれると言ってくれたけど、ピンとこない、、


私の借りたい畑
・早朝子どもたちが寝てる間に歩いて行けるくらいものすごく近い場所
・海が見える

この条件を満たす畑は近所にありませんでした。
でもなぜだか、畑を借りたいって思ったときに浮かんだのがこのイメージだったんです。
だからなんの根拠もなく、見つかるんじゃないかなって思いました。

私が新潟に住んでいたときの家も、今のアパートも、探す前に浮かんだイメージがあって、あるんだろうなって思ったらイメージ通りの家が見つかりました。

そんな体験もあったから、きっとあるんだろうなぁなんて思いながら焦ることなく、でも近くで畑はしたいなぁという思いはずっとありながら、畑のシーズン(沖縄では秋〜春)が終わりました。



今年の春、近所の友達の紹介でバイトをしてみようかなぁと思うことがありました。
家も近かったし、一度行ってから決めようと思いバイトの作業を体験させてもらうことに。

やってみると私にはその作業が楽しいとは思えず(私の友達は楽しかったみたいです)無理してやることもないかなぁと、結局お断りすることにしました。

そのとき作業を教えてくれた方が、たまたまいま私の住んでいる集落出身の方で、今は那覇に住んでいるという女性でした。
私は集落の雰囲気が大好きなので、いろいろな話を聞かせてもらってとても嬉しかったです。
そのときに、畑を貸してくれる人を探しているという話をしたら、
「おばあちゃんがもう畑が出来ないから貸せる場所があるかもしれない」
と言ってくれたので、連絡先を交換して帰りました。

でもそのあとバイトをお断りしたのもあって、ずっと連絡することもなく、ときが過ぎていきました。



8月になって、秋からの畑をどうしようかなぁと思うようになりました。
そこでふと思い出して、もう一度バイト先で出会った方に連絡してみました。

すると、先祖代々受け継いでいる土地があって人に売ることが出来ないから、そこなら貸すことが出来ると言ってくれました。

なんと、その土地は私のアパートの本当に真横で、海が見える場所でした。
笑えるくらいイメージ通りで、流石にびっくりです。

その方のご実家にご挨拶に行ったときに、家系図を見せていただいたら、なぜだか全身鳥肌が立ちました。
本当にありがたいなぁと思いました。


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臨死体験をしたときに、別の星で長い年月を過ごした記憶があるNさんに

「100%あると信じられたらそれは存在するよ」

と言われたことがあります。

実は100%ないものをあると信じるって、簡単なようで難しいことです。

ジャニーズかなんかのアイドルのファンで、そのアイドルと結婚したいと思ってて、それを100%信じるって超ファンでも難しいですよね。妄想して思い込んだとしても、心のどこかでは、まさかねぇ、、っていうのが消えないと思います。

住む場所も、いまのアパートじゃない理想の家は思い描けるけれど、いまこの瞬間に見つかるということを100%信じることって私も出来ないです。

だから、思いを現実化したくて、「絶対!なにがなんでも!」って思っても逆に現実にはならないということです。
だって100%あるって信じてるもののことを「絶対!なにがなんでも叶える!」って力んで思ったりしないですよね。
絶対!って力んで思ってる時点で、それがいま存在しないってわかってるから、力んじゃうんじゃないかなって思います。

朝とか夜が来ることに、「絶対来る!!」とか思って過ごしてないですよね。
来ることを当たり前に思ってるから、朝が来る。
それと同じように、あるんだって思えたら、そうだって信じて淡々と過ごせば、それはあるんだと思います。
今回もがむしゃらに周りに聞いてみようと思えなくて、でもなんだか、あるときふと浮かんだんです。あ、いま聞いてみようって。
これがインスピレーション(直感)だなって思います。




前にyuraiというバンドで活動するエマさんに、
「時間は未来からも流れてるよね」
と言われたことがありました。

それが最近なんとなくわかる気がします。
未来でそれがあるから、それが起こるから、そうなるから、インスピレーションがやってくる。

ていうか、一瞬に未来も過去も今も全てがあるから、それを感じて、いますべきことが浮かぶとも言えます。
ドルフィン先生もそんなことを言ってたような。

そのときはわからなかったことも、体験を通して時間差で腑に落ちることがあります。
理解が時空を超えてやってくるとき、すごくしっくりきて、わからないままにしておくことも必要だって感じることがあります。

「思考が現実化する。」
よく聞く言葉だけど
それは、「現実になるからそう思考する。」
とも言えるのかなと。

そう思うと、引き寄せるという表現とはちょっとニュアンスが違うのかなって思ったりします。

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畑と言っても、何年も放置された土地で、荒れ放題です。
枯れた草の上に、さらに草が生えて、開墾するのにも本当に大変な土地です。

近所の「草刈りします」の看板を見て連絡したらおじいちゃんが見にきてくれて、こりゃダメだと断られました。笑

他の業者さんに少しの範囲だけ(それでも半日かかってました)草刈りしてもらって、そのあとは自力で毎朝できる日だけちょっとずつ開墾しています。

本気で草がぼうぼうなんで、
おりゃぁぁあぁーっ
て感じで一心不乱に草を刈って、根を掘って、平らな土地をほんの少しずつ広げています。
早く起きれて気が向いた日に15分とか30分とか、緩くやってるので、嫌になることなく、楽しくやっています。
やらなきゃって思った瞬間に、喜びって消えますよね。

たまに子どもが起きて、窓から呼ばれることもあります。
朝だんだん明るくなっていくなか、海を眺めながら、開墾するのはすごく気持ちいいです。
最近は波動調整機healyを使いながら、朝の畑タイムを過ごしてます。
なんか私の朝の過ごし方っていいなぁとか自分で思っちゃってます。笑



ほんの少しの場所だけど、開いた土地に畝をたててレタスが育ち始めました。
ご飯の前にちょちょっと取りに行って、採れたてを食べています。これがしたかったんだーと喜んでます。
トマトと人参も成長中。
収穫できたらラッキーくらいの気持ちで、のんびりやっていこうと思います。

農水苑で借りていた畑はお返ししました。
とてもいい場所だったので、最後お礼を言いに行った日
代表の前田さんに
「今日あなたの畑を解体して道にしようとしてたよ。ちょうどよかったね。」
と言われました。
最近感覚が冴えてきて、こういう偶然が増えてきました。

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いろんな説がありますが(パラレルワールドはあるとかないとか)、複数のタイムラインがあるとしたら、やっぱり今この瞬間にどんな意識でいるかって大事だと思います。

こうやって目の前で、意図したことや意識したことがどんどん現実になるという体験をしてるからです。

いろんな現実があって、いろんなことが起こっています。
だけど次の瞬間を創ってるのは私たちの意識だとしたら、希望がある方を選んでいきたいですよね。

いまなくても、それがある未来が浮かぶなら、理想の姿の自分が浮かぶなら、それはもう存在しているんだと思います。

それが実現できると100%自分が思える状況になったら、それは現実になるんだと思います。だからその状況に近づくように淡々と行動するのみです。

本当にこの世界は面白いなーって思います。